自転車9速化作業、最後の仕上げです。
出張やら何やらで忙しく、前の記事から1週間以上空いてしまった…orz
前回でワイヤーを通したところまで終了したので、
とりあえず前後のブレーキワイヤーを元の状態に張り直します。
ボルトで締め付けてロックするだけの方式なので、全然難しくないですが
走行中にズレたりすると危険なのでしっかり締めておきます。
リアディレイラーに変速ワイヤーを組み付けます。
ワイヤーは十分張った状態で固定するのですが
新品のシフトワイヤーに交換した場合、「初期伸び」という
ワイヤーが引っ張られて最初の状態より伸びる現象が必ず発生します。
こうなるとピンと張ってあったワイヤーも緩んでしまい
シフター操作も正しく反応しなくなるので
何度かシフターを操作→緩んだワイヤーを張り直し、の操作を何度か繰り返して
初期伸びを取っておきます。
また、写真では早とちりしてエンドキャップ付けちゃってますが
作業中何度か外して調整するので
キャップ取り付けは最後の仕上げで良いです。
リア側の変速調整。ストローク調整と言って
1~9速それぞれのディレイラー位置を決めるための作業です。
当初は相当難しい作業を予想してたのですが
なんか一番軽いギア(ロー)と一番重いギア(トップ)、
2箇所の位置を調整しさえすれば
9段全てがきっちり調整される仕組みになっているみたいです。こりゃ楽でいいや。
シフターをトップギアに入れた状態で、ディレイラーのトップ側調整ネジを回します。
ネジの回転に応じてディレイラーのアームが動くので、
真上から見てアームのプーリーと一番外側のトップギアが
一直線に並ぶ位置に来るように微調整します。
RD-3400の場合、トップ側調整ネジは2つ並んだネジの上側のほうで行い
ネジを締めると内側、緩めると外側にプーリーが動くようになっています。
他のモデルも似たようなもんでしょう。
回転方向と動きの関係はややこしい&すぐ忘れるので、
説明書見ながら作業したほうが無難。
次にロー側のストローク調整。
シフターを操作し、今度はギアをローの位置にセットします。
正しくワイヤーが張ってあれば
アームが一番内側のローギアに近い位置に移動しているはず。
この状態でロー側の調整ネジを操作し、
プーリーとローギアが真上から見て一直線になるように調整。
ここまでやった時点で、リアの変速はおおむね完成。
あとはフロント側の調整やチェーンの装着後の全体チェックで十分です。楽勝。
次にフロント側の調整。
ワイヤーを張り、シフターを何回か操作して初期伸びを取ります。
リアディレイラーと同じ要領で、シフターを対応するギアに合わせた後
アウター、インナーそれぞれの調整ネジを回してチェーンガイドの位置を調整。
インナーギア調整なら内側のギアとチェーンガイドの内側との隙間、
アウターギア調整なら外側のギアとチェーンガイドの外側との隙間が
0~0.5mmに収まるようにセッティングします。
自分の場合、シフターが2速/3速対応なのに対し前クランクが2速なので
アウターギア調整は2段目に入れた状態で行いました。
当然3速目は対応するギアがないので、シフターを3速に入れると
ディレイラーが外側に行き過ぎて確実にチェーンが外れます(;´Д`)
実用上は問題ないものの、本当にこの方法で合ってるんだろうか…
前後ディレイラーの調整が終わったら、新しいチェーンを装着します。
チェーンの長さに関してはあまりよく分からなかったので、
とりあえずフロントをインナー(小)、リアをロー(大)に合わせた状態でチェーンを通し
リアディレイラーのアームが垂直になるくらいの長さで接続。
接続はピン接続ではなく、KMCのミッシングリンク(ひとつだけ明るいコマ)なので
チェーンカッターを使わずに繰り返し着脱が出来てなかなか便利。
とりあえずここまでやったら、あとは手でペダルを回しながら
シフターをいろんなパターンで操作し、変速が正常に動くかどうかのチェック。
調整がうまくいってないと変速の際にチェーンが内側や外側に外れたりするので、
その都度ディレイラーの調整ネジを操作して気が済むまで調整を繰り返します。
リア側はともかく、フロント側は変速するごとにチェーンが外れたり
上手くギアが入らなかったりとどうにも上手くいかず
気が付いたら半日近くかかってました…
そ
ん
な
わ
け
で
できたぁ☆
外見面では正直持ち主にしか違いの分からん程度の変化ですが、
走行性能面では明らかにパワーアップしたよ!
・ペダルが軽くなった
これが一番の変化なんじゃないかと思います。
安物BBと3枚ギアの重いクランクの状態から一気に改善され
少ない力でもペダルを回しやすくなりました。
前はインナートップで相当頑張らないと30km/hに到達せず、
しかも重すぎて長く維持できなかったのに
改造後はインナー&後7速くらいでもかなり楽に30km/h台に到達し、
しかも割と早いペダリングを維持しながらそれなりに長時間走れるように。
貧脚にとってこの変化は非常にありがたい。
・変速ショックが小さくなった
以前の後ギアが8段・11-30Tだったのに対し、今回のが9段・12-25Tなので
ギア一枚ごとの歯数差が小さくなったことになります。
その分変速した時のギア差が小さくなるので、
シフトアップした時のガツンと引っかかるショックが減って
かなり乗りやすくなりました。
・シフトレバーの操作感が良くなった
フロント、リア共にシフター操作でギアがスパッと入るようになり気分が良いです。
…まあ多分にプラシーポ効果も入ってるとは思いますが。
何せ初期状態がスポーツバイクとしては必要最低限の構成だったので、
相当に効果を体感できるだけの変化が出たのは間違いなさそうです。
いわばアーマードコアの序盤で初期機体に中堅ジェネレーターと
そこそこのブースターを買ってはしゃいでいるような状態だと思う。
シフター周り。
シフターのゲージは一応9速区切りですが、
表示が非常にいい加減なのが玉にキズ。
*
で、総括。
全体的に時間こそかかったものの、作業自体はそれほど難しくありませんでした。
ネットで調べた情報と整備用の教本が一冊あれば
素人でも問題なく作業は可能かと。
むしろ自分の自転車の規格をあれこれ調べて、
パーツを揃えていく段階が一番難しい気がしたなあ…。
パーツごとの相関関係が結構シビアなので、
自力で揃えるならしっかり調査してからでないと
余計かつ無駄な出費に頭を抱えることになりがちだと思います。
おれもパーツを一通り揃える段階で1ヶ月かかってるし。
とりあえず今回みたいに一気に9速化するようなケースだけでなく、
一部のパーツから換える際も、以下の項目は最低限確認しとく必要があるかと。
・リアスプロケの互換性(7速は8、9速と互換性がない)
・リアディレイラーの対応ギア数、キャパシティ・フロント歯数差の確認
・フロントディレイラーの取付方法(直付けタイプ?or バンド型ならバンド径の確認)
・フロントディレイラーの対応方式
(ドロップハンドル用、フラットハンドル用とで互換がない)
・シフターの対応段数
・ボトムブラケットのシェル幅(一般的には68mm?)
・チェーンの対応段数
・ブレーキレバーの対応方式(Vブレーキとカンチ/キャリパー式とで互換がない)
・必要な工具の洗い出し
まあこのへん調べながら買い物するのも何だかんだで楽しいし
一度自分で作業すればバッチリ身に付くしで
なかなか有意義な作業でございました。
次はどこ弄ろうかなー(‘∀`)





































